ながろぐ

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現役京大生のセンター社会で確実に効率よく9割取る方法

12月に入って一週間がたちました。そろそろ本格的にセンター試験対策を始める人も多いのではないでしょうか?

 

とくに、国公立理系のひとは社会に手を出し始めても良い時期だと思います。

 

しかし、理系の受験生がセンターの社会に割ける時間は限られていて、なかなか点数が伸びないことが多いです。

 

実際、僕も受験生のころは、農学部志望で世界史Bを選択していたのですが、

思うように点数が伸びず、なんで理系なのに社会やらなあかんねん!といらいらしたり、無駄に焦りましたね。

しかも京大の社会の配点はかなり高かったので、その焦り具合はなかなかのものでした。

 

しかし、ただ点数を取ることだけにフォーカスして効率よく勉強した結果、

本番では94点取ることができました。(2016)

 

ここでは僕が実践した具体的な勉強方法を紹介したいと思います。

何から手を付ければいいかわからない人や文系の人にも役に立つので、ぜひ参考にしてみてください!

 

例として世界史を使いますが、基本はほかの社会の科目でも同じです。

 

 

 

目次

  • センター世界史とは?
  • 必要なもの
  • 具体的な勉強方法
  • 終わりに

 

 

 

センター世界史とは?

 

何事でもそうですが、まず相手を知るというのはとても大事なことです。

 

相手の特徴もわからないで、効果的な対策を立てることはできません。

 

マンモスを狩りに行くのに、斧を持っていく原始人がいないのと同じです。

 

これは実に単純なことですが、

センター試験のようなマニュアルに沿って作られたテストは傾向がつかみやすいため、圧倒的な効果を発揮します。

 

ここではセンター世界史の特徴を簡単に挙げます。

 

年号は問われない

 

これは当たり前のことですが、センターでは年号が直接聞かれることはありません。

 

なので、やみくもに年号を暗記して時間を浪費する必要はないです。

 

では、年号は全く覚えなくていいかというとそうとも言い切れないのですが、

年号については勉強方法のところでまた触れるので、そちらを参考にしてください。

 

 

センターが好んで出すところは決まっている!

 

センターでは、教科書では同じくらいの重要度で書かれていても、よく出題されるものとあまり出題されないものがあります。

 

よく出るものはこれでもかというくらい出題されます。

ニハーヴァンドの戦いなんかは結構出てきますね。

 

こういったものは手を変え品を変え登場します。

たとえば、正誤問題で出たものが数年後の選択肢に紛れ込んでいるとか。

 

なので、あまり出ないものは後回しにして、

頻出事項を重点的に勉強すれば効率が良いわけです。

 

 

 

 問い方にも特徴がある!

 

センターに頻出事項があることは先ほど言いましたが、

その頻出事項の中でも問われ方が決まっているものがあります。

 

たとえば、

エフタルササン朝ペルシア突厥挟撃されて滅んだ

というのは頻出なのですが、

これのエフタルとササン朝ペルシャや、

エフタルと突厥が逆になっているようなパターンは多いです。

 

また、関係のない国の名前に置き換わっていたりします。

その場合、

エフタルササン朝ペルシアウイグル挟撃されて滅んだ

のようになります。

 

この例の場合で言うと、

エフタルという遊牧民族が出てくるときは挟撃されていることが多いので、

エフタルの情報の中でも、

エフタルがどことどこに挟撃されたのかをしっかり覚える必要があります。

 

なので、頻出事項の中でも

特にしっかり覚えなくてはいけない部分があるということです。

逆にそこを抑えれば点数を安定させることができます。

 

 

 

ハイレベルな知識は要求されない

 

センター試験では、文系私立が出してくるような細かい知識は要求されません。

 

要求されるのは、教科書に出てくる太字レベルの基本的な知識と、

教科書ではあまり大々的に書かれていない頻出事項です。

 

このレベルの知識をマスターしていれば、9割を取るのに十分です。

 

たまに、選択肢に聞いたこともないような単語が紛れ込んでいることがありますが、

基本的な知識を使った消去法でほぼ対応できます。

(すべてではないので94/100でした)

 

ですから、あまりに細かいことまで覚えようとするのではなく、

基本的な知識を完璧にすることが大切です。

 

さきほど触れた頻出事項の中には、細かい知識もありますが、

繰り返し出題されているのなら、覚えるべきです。

 

つまり、必要な知識は、

教科書の太字レベルの知識・繰り返し出される少し細かい知識

ということになります。

 

 

 

必要なもの

 

必要なものは基本的には二つです。

 

一つ目は言うまでもなくセンター試験の過去問です。

 

いろいろな種類がありますが、僕は赤本を使っていました。

25年分と十分な情報集めができるのでおすすめです。

二つ目は世界史の流れがわかるセンター試験用の参考書です。

これは基本的にはなんでもよいのですが、できるだけ分量の少ないものがよいです。

 

なぜなら、これは基本的な知識を吸収するために使うので高速で回転できた方が効率がいいからです。

僕は下のものを使っていました。

 

 

 

これは必要最低限の知識がのっており、赤本とあわせれば知識量は十分でしょう。

 

 

 

 

具体的な勉強方法

 

それではこれら使った勉強方法を紹介します。

 

まずやる順番ですが、最初にセンター用の参考書からやります。

 

これでしっかりと基本を叩き込んでから赤本に移る方が、

自分の弱点がわかって効率が良いです。

 

1. センター用の参考書でやること

 

具体的に何をやるべきかというと、

色が違う単語・太字の単語・それらに関係する世紀

徹底的に覚えます。

 

前の二つが基本的な知識に当たります。

これをマスターすることが何よりも大事なので、僕は、何度も何度も繰り返しやりました。

 

さきほど年号は出ないといいましたが、

~王朝が栄えたのは~世紀である

みたいなのはかなりでるので世紀は覚えておくべきです。

 

また、起こった順に出来事を並び替える問題もあるので、大々的に年号が書かれている場合は例外的に年号も覚えました。

たとえば、ミラノ勅令の年とかですね。

このたぐいの年号は主に並び替え問題に使うので、流れで覚える派だという人は覚えなくていいでしょう。

 

やることは基本的には以上ですが、

徹底的に死ぬほどやりまくることが大切です。

僕は、最終的に二日で人類の誕生から現代史までを回転できるくらいまでにやりこみました。

 

そのためのうすい参考書なので、とにかく繰り返しやりましょう。

 

2.過去問でやること

 

ある程度基本的な知識が入ってきたら過去問に移ります。

 

やり方は、

問題を解く→答え合わせをする→見直す

という、いたってシンプルなものです。

 

まず問題を解いて答え合わせをしましょう。

 

最初に間違えたところを確認します。 

この時、

1. 知っていたがケアレスミス・度忘れをした

2. 知っている知識を使えば問けたはずだった

3. 自分が知らない知識を聞かれていた

のいずれに該当するのかを確認します。

 

1の場合は、参考書をやればとれるようになるのであまり気にしなくてもいいです。

これは自分の苦手分野を知るきっかけになるので、苦手分野だと思ったら、その分野の該当箇所をしっかり見直しましょう。

 

2の場合ですが、使われている単語が難しいことが多いです。

なので、思考が停止して当てずっぽになることが僕の場合かなりありました。

 

対策としては、文章に出ている基礎知識から、できるだけ自分の持っている基礎知識を連想させて書き出すというものです。

 

たとえば、

ササン朝ペルシャが栄えた世紀がカギになっているのに、その世紀を知らない場合、

ササン朝ペルシャ突厥とともにエフタルを挟撃➝突厥6世紀遊牧民

 

のように連想すれば、自分の知っている知識だけで答えにたどり着くことができます。

 

わかりやすくするために単純な例を使いましたが、さらに連鎖を増やしていけば、思いがけず答えに到達することはかなりあるはずです。

 

3の場合は、まずその問題が既存の知識による消去法でとけなかったのかを検証します。

もしとけたのであればその知識を覚える優先度は下がります。

 

しかし、とけなかったのであれば、その知識を覚えておいて損はないです。他の年度の過去問も確認して再び出てきたのであれば、それは前述した、教科書では重要度の低い頻出事項であるといえます。必ず定着させましょう。

 

以上のように間違えを分析するときには、必ず赤本のついている解説を使いましょう。

間違えた問題の解説の中で赤字黒太字になっている単語は頻出事項なので、必ず覚える必要があります。

 

また、間違えなかった問題や回答するうえで関係なかった選択肢などの解説もすべて目を通し、赤字黒太字で知らなかったものはマスターします。

その年にたまたま聞かれなかっただけで、ほかの年でキーポイントになることは多いので、あっていたからといって安心していてはいけません。

 

この赤字や黒太字の単語のマスター方法ですが、

僕はポストイットでどのページにそれらがあるのかわかるようにして何周も繰り返しました。

 

 

 

 過去問を全部終えるころには、ほぼすべてのページのどこかしらに付箋がついてる状態になりました笑

しかし、ここで付箋がついているのは本当の頻出事項なのでその定着度が上がるほど、点数は安定していきます。

また、そのレベルになると赤本が頻出事項のみに的を絞った最高の参考書になっているので、試験前や試験会場に行くまでの移動時間などに効率よく回転させることができ、かなり威力を発揮します。

 

 

 

終わりに

 

いかがだったでしょうか?

 

何か一つでも新たな発見があり、少しでも参考になっていれば幸いです。

 

実際に僕はこの方法のおかげで、約25年分の過去問で80~90点を安定して取り続けることができましたし、特に後半にやった過去問は最低でも85点は取れていました。

そして、本番でも94点という過去最高点をとれました。

これは赤本演習の蓄積に従って点数が高い水準で安定していくことを示しています。

 

 

みなさんもこの方法でぜひ高得点をたたき出してください!